こんにちわ。おもかじです。
投資初心者からトレード技術をスピーディに身に付けていくために大事な事は、やはり経緯値です。
投資は心理戦と良く表現されますが、これは本当です。
色々な事を書籍やネットなどで学んでは見るものの頭で分かっているのに正しい行動を取る事が出来ない。
そんな事が良く起こります。
実際のトレードではメンタルが重要になってくるため、テクニックと並行してメンタル強化も必要不可欠です。
デモトレードだけでは経験値を得られない
誤解を生みそうなので最初に書いておきますが、デモトレードが不要という訳ではありません。
基本的に相場の本番に挑む前には事前準備をしてから挑むほうが良いです。
準備をせずに相場に挑むのは『錆びたナイフで戦場に出る』といわれます。
しっかりと自分の武器を身に付けてから実戦に臨むべきです。
簡単に流れを書いておきます。
1.書籍を読んでトレードの基本やテクニックなどの知識を得る。
2.そこから手法を確立してルール化する。
3.ルールをデモトレードで検証してみて実際に機能するのか、優位性があるのかを見極める。
4.機能するルールであれば、それを実戦で試してみる
5.トレードした記録を残して経験に学びながら改善をしていく
ゲームみたいですが、やはりレベルアップには経験値が必要です。
本当の経験をする事で見えてくる事がたくさんあります。
自分の資金をリスクにさらして始めてメンタルが見えてくる
実際に自分の資金をリスクにさらした時、練習では感じなかった様々な感情が出てくると思います。
一番分かりやすいのが頭で分かっていても損切り出来ない事です。
人間は本能的に損失を回避したいという感情が出るため、含み損を抱えてしまった時にロスカット出来ずに持ち続けてしまう行動(俗に言う塩漬け)をしたりだとか
ポジションを増してナンピンするなどしてしまいます。
こういった事を経験するとトレードのどんな状況の時にどんな感情が出てくるかが良く分かります。
このメンタルの扱いがトレードにおいては非常に重要になるため、自己の感情を俯瞰してみる事を意識してみましょう。
この自己観察があなたが今後トレード技術を向上させる上で必ず役に立ちます。
経験した事を記録して振り返る
経験をする事で様々な事が見えてきますが、人間はすぐに忘れてしまう生き物です。
特に感情面については一晩寝れば忘れる事もあるため、気付いた事はどんどん紙に書いてきましょう。
またトレードの記録を日誌として残す事も有効です。
紙でもエクセルでも良いですが、下記のような内容を残します。
・トレード日時
・エントリー価格
・エントリー根拠
・戦略、シナリオ
・発生した感情
・利確、損切り価格
・ルール通りに出来たのか
こういった内容を記録して1回1回のトレードが正しく出来たのか振返りを行います。
最初はかなり面倒に感じると思いますが、これはトレード技術を磨くうえで絶対に必要です。
どうしても出来ない人は自動で記録するソフトを使ってでも記録を残すべきだと思います。
この振返りをしっかりと行う事で経験から得る事を最大化して成長が加速します。
小額入金を全て使い切るつもりで経験に投資する
しかし実際に相場に臨むと、最初はどうしても資金を飛ばしてしまう事もあります。
こういった経験からトレードを辞めてしまう人が70%程もいるそうです。
逆に言うとトレードを辞めずに継続すれば、それは上位30%に入れるという事です。
『 諦めたら試合終了』という名言もあります。
とういう事で絶対に諦めない精神で相場に臨みましょう。
そのため、まずは小額資金(例えば5万とか10万とか)を入金して無くなっても良いと思ってトレードする事がおすすめです。
先行投資、勉強代だと思ってやる事で失敗してもダメージは少なくて済むはずです。
まとめ
トレード技術を向上させるためには実際の相場で経験を積む事と、そこで見えてくる感情を俯瞰して対策していく事が必須です。
感情コントロールがスキルで有る事が分かれば、日常生活や仕事など様々な所でも有益になります。
そんな事を学ばせてくれる相場が好きになれば、諦めない精神も付いてきます。
是非、精神修行の場だと思ってチャレンジしてみてください。