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・銘柄の選び方が分からない

・売買タイミングが分からない

・中期投資のイメージがつかない



今回は会社員や投資初心者におすすめの中期投資について、ぼくが実際に年利50%を2年連続で達成した経験を元にお話しをしていきます

ぼくは投資初期の頃にはホントひどいトレードを良くしていました



・ミラトレ

・仕手株

・投資顧問

・有料情報

・追証

・塩漬け



詳しくは別の記事で書こうと思いますが、ほとんどの負けパターンを経験済みかもしれません笑



こんな事を経験して、ほぼ破産になったわけですが


投資を辞めようかとも思っていた当時、一つの銘柄だけは保有を継続し続けていました



この銘柄が実はめっちゃ有望株でのその後、プラ転まで導いてくれるわけですが

今回はこの経験から会社員や株初心者にもおすすめの中期投資の方法についてお伝えしていきます。

この記事を読むと分かる事


・有望株の選び方

・資金効率の良い売買タイミング

・小さな資金を大きく増やしていく過程



短期投資で大負け


当時の僕は資金を細かく回して、利益を早く伸ばしたいという思いからスイングトレードをメインに取引を行っていました。


しかし当時はテクニカルの基礎すら分からずに付け焼刃のファンダから銘柄選択をして、「上がりそう」「下がりそう」というフラフラした基準でのエントリーを繰り返していました。



さらには有料の銘柄情報や仕手株にも手を出していたので、大きく勝てる時もありましたが、一撃で大損を出すことも経験してしました。


結果的に投資資金のほとんどを失ってしまったのですが

そんな当時色々な銘柄を保有する中で何となく

この銘柄強いな



そんな風に感じる銘柄があったんです。


その銘柄を保有して放置する

普段の値動きはあまり気にしない


いわゆる中期投資を行う事によって想像以上のリターンを得る事ができました。



有望株との出会い


当時強いと感じた銘柄はこちらです

6058 ベクトル


この銘柄を知ったのは当時見ていたあるサイトで紹介されていた事がきっかけでした


この頃はこういった紹介サイトで見つけた銘柄を少し詳しく自分で調べてみて、問題なさそうであれば買うような形で取引をしていました。


この銘柄は業績が年々増加している成長株で財務指標も問題なし


他の銘柄が下がっているような相場状況でも、大きく下げず右肩あがりに株価が上昇しているのが特徴でした

右肩上がりの業績成長

ぼくがこの中期投資を行っていたのは2017年~2018年あたりです。

今振り返ってみても急成長している最中の銘柄だった事がわかります。

引用元:ValautionMatrix https://valuationmatrix.com/companies/6058


非常に高い収益性


当時の財務指標は驚異のROE17%!

引用元:みんかぶ https://minkabu.jp/stock/6058/settlement



株価は綺麗な上昇トレンド


そして何より株価が非常に綺麗な上昇トレンドを継続し続けている状態でした。



そして実は・・・・ビジネスモデルは理解していませんでした笑



ここは人それぞれだと思うんですが、ぼくは長期投資のようにずっと保有するイメージではなかったので、株価の動きに関係ありそうな数値しか気にしていませんでした


今思うとモデルも大事だとは思うのですが、バイアスが掛かりすぎるので注意です。


例えば「国策に売りなし」という相場格言もありますが
いくら国策銘柄だとしても状況によっては下がりつづける銘柄もあります。


たとえばコレ

国策:民泊 の銘柄 3236 プロパスト


今年はコロナの影響がもろに出てしまうインバウンドなので仕方ないですが

実はオリンピックに向けて需要が上がるはずの2018年頃から下げ続けていました


こんな感じで経済状況や背景、ビジネスモデルも大事ですが

それが株価に反映されているか。



それが一番大事だと、ぼくは考えています。




売買タイミング

実際に売買したポイント

この銘柄で当時売買を行ったポイントがここです。

1年ちょっとの間に3回の取引を行っています。

ひとつずつ見ていきましょう

●1回目の取引

最初のトレードでは直近の上昇トレンド中の押し目狙いで入っています

一旦長期MAを下に割って再度近づいてきた所での陽線を見て大きめの資金でエントリー

その後分割で増し玉を小さめにして保有

大きく上昇した日に利確

保有期間 88日 / 利率 +35.5%



※MAについては別記事で簡単に紹介しています。
詳細についてはテクニカル記事を今後書いていく予定です。

【株初心者】分析方法の使い分け|使用率3割程度「ファンダメンタルズ」と「テクニカル」

引用元:https://omokaji-alo.com/2020/10/10/798/



●2回目の取引

少し下落して中期MAを割った後の陽線で大きめにエントリー

その後小さめの資金で増し玉

大きく上昇した次の日の陰線を見て利確

保有期間 22日 / 利率 +17.2%



●3回目の取引


決算後の急落で資金の半分エントリー

その後さらに落ちた所で残り半分をエントリー

含み損を抱えながらも半年間放置

年明けに好材料でストップ高

保有期間 189日 / 利率 +48.7%

2017年、2018年ともにこの銘柄だけで約+50%を達成しています。


この頃にやっていた手法はかなりシンプル

安い時に買って高い時に売るだけです。


具体的には急落した時に仕込んで待つ

その後、5%以上の上昇をした日に売る


長く持ちながら短期的に上下に振られた時に売買をするんですね。


この手法はシンプルですが、このような成長株にはかなり有効です。


1回目、2回目は、資金もいい感じに効率よく回せて大きな利益になりました。


3回目のトレードは含み損の期間も長くて良い取引とは言いづらいですが、まだ技術が乏しい初心者には悪くない方法ではないでしょうか


成長株の特徴

日経平均との比較

こういった成長株だけで取引を回す手法

これを1~2年間続けました

日経平均と比較した動き方の特徴としては


下には引っ張られづらい

上には引っ張られやすい


日経平均が落ちても個別銘柄だけは落ち方が小さく
むしろ他が落ちた時に資金が回ってくるような感じがありました。

複利の力

今回紹介した事例だけ見ても、ベクトルのみで回し

1年間で急騰を3回獲得しました


資金については利益分も毎回全部入れていくので複利も発生


この銘柄だけで大きく資金を増やす事が出来ました。


複利の増え方の例を見てみると


①130万円 +35.5% = 176.15万円


②176.15万円 +17.2% = 206.45万円


③206.45万円 +48.7% = 306.98万円


当初資金からの増加率としては +236% です。

※他銘柄で負けた分と合わせても年利50%以上を余裕で達成できました。


この取引で学んだ事は、やはり銘柄選択が一番大事だという事


また成長株でも短期的な上下がある事から安い時に買って高い時に売る


このセオリー通りを行う事でしっかりと利益を確定しながら増やしていく事ができます。

中期投資の保有期間


次に保有期間を具体的に見ていきましょう


①保有期間 88日(2.9ヶ月)


②保有期間 22日(0.7ヶ月)


③保有期間 189日(6.3ヶ月)



長期、中期というのは保有期間として、どこが区切りなのかわかりづらいです。


※保有期間毎の特徴は別記事で解説しています

【株初心者向け投資スタイルとは】投資歴13年の兼業トレーダーが徹底解説

引用元:https://omokaji-alo.com/2020/10/07/710/




中期投資でも色々だと思いますが、ぼくの場合は決算影響をある程度回避しながら取引を行う事で利益をしっかり確保したかったので、基本的には2か月~6か月の保有を想定する事が多かったです。

※エントリー時の保有想定なので、保有期間中に大きく伸びる日があれば早めに利確はしてしまいます。(2回目の事例)




成長企業の場合は期待感が織り込み済みである事が多いので、決算インパクトがあるとすればマイナスである事の方が多いです。


決算直前までガンガン上げて、決算直後に急落

そのためその前後で取引する事で効率よく値幅を取っていくことができます


他の成長銘柄例


僕が当時投資を行っていた中に似たような成長銘柄は他にもいくつかありました。

今回は最後に、復習も兼ねて当時気に入っていた銘柄を紹介しておこうと思います。


今後の銘柄選択の参考としてください

6920 レーザーテック


こちらの銘柄もベクトル同様かなり強くて、何度も助けられた記憶があります。

・業績右肩上がり

・ROE 15%以上

ひさびさに見ましたがすごいですね。
特に今年が30%を超える驚異的な数字です。

・株価に反映

ROEの上昇と共に、ものすごい勢いで株価も上がっています。

これを長期で持っていた人は5倍くらいを達成していますね笑



2154 トラスト・テック

こちらは今では社名が変わって『ビーネックスグループ』となっています。

株を買った後に、たまたま知り合いが居る会社だと知って驚いたのを覚えています。


こちらも素直に上がってくれる銘柄で何度も助けられました。

・業績右肩上がり

・ROE 25%

取引していた2017~2018年はかなりいい数字でしたね。

今年はだいぶ下がってきているようなので今後はちょっと手が出しづらい感じです。

・株価に反映

こちらも分かりやすくROEの推移が株価に反映されています。

2019年後半から収益性が落ち始めて、それと共に株価も下落し続けてきました。


まとめ

では最後にまとめに入っていきましょう

・中期投資は銘柄選択が超重要

・成長株を探そう

・右肩上がりの業績成長

・ROEの推移

・業績が反映された株価

・急落で買って、急騰で売る

・想定保有期間は2~6ヶ月



という事で今回のお話しは以上です。



最後まで読んでくれて、ありがとうございました!


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