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・一般人でも短期トレードで勝てる?

・会社員でもスイング出来るって本当?

・株初心者が注意すべき事は?



今回は会社員の方でもできるスイングトレードについて、ぼくが株を始めたばかりのころの実例を使ってお話をしていきます



ぼくは投資歴は5年

株のスイングトレード実績としては4か月で90万円の利益を出した事もあります


しかし初めから上手くいった訳ではありません。

初期の頃はいま思うと運だけで、どうにかなっていたと感じる部分が多いです。



だから、投資初期のころから大損をしないために、初心者が注意すべきポイントについても失敗経験から理解をしています。



スイングトレードをやろうとする方は、ある程度資金効率を良く回しながら中長期投資よりも高いリターンを狙いたい方がほとんどだと思います。


ただ、早く資金が増えるという事は負け続ければ早く資金が減っていくという事です。


投資は上か下かの二択なので初心者でもある程度の利益があがる事があります。

ただその状況が長くは続きません。


継続して利益を上げていくには、しっかりとテクニカルの精度を上げる事が大事になるのですが初期のころにはそれも難しく



「とりあえずトレードをしたい」

「保有していない時間(資金)が勿体ない」



そう感じる方も多いと思います。


そんな株初心者の方でもできる『精度が低めでも何とかなる方法』をお伝えしていきます。

始めて選んだのはスイングトレード

スイングにした理由      

ぼくが株を始めた時に最初に選んだのはスイングトレードでした。


これを選んだ時は持株会での長期投資を終えたころでした

この時に色々なトレードスタイルの特徴を調べて、その中でスイングを選んだ理由としては、こんな所です

スイングを選んだ理由


・今後の経済状況が不透明に感じていた

・資金を効率よく回して投資をしたい

・中長期より早いスピードで増やしていきたい

・リスクはあるけど、自分ならできると思った


トレードスタイル毎の特徴についてはこちらの記事で書いています。

【株初心者向け投資スタイルとは】投資歴13年の兼業トレーダーが徹底解説

引用元:https://omokaji-alo.com/2020/10/07/710/



投資資金は130万円       

ぼくが株を始めた時、最初の資金は130万円くらいでした


これは長期投資で得た利益で車の借金を全部返して、残った額の半分くらいです

もともとの生活費を使うわけではないので、『投資は余裕資金で』ってのは守っていました

長期投資で得た利益の再投資なので、わりと強気で行けたという背景もあります


銘柄は知っている会社名か成長株

最初は銘柄選びの仕方もわからないので、「聞いたことがある会社」の株を選んでいました

必然的に東証一部の有名企業を選ぶ事になるわけですが、その中でも単価が安い銘柄を選んでいました


金額でいうと900円~3000円くらいのクラスです。

トヨタとかソフトバンクとかの『値がさ株』は単価が高いので避けていました

※値がさ株(値嵩株)とは、1単元当たりの株価の水準が高い銘柄のことをいいます

引用元:SMBC日興証券



他にも『今後成長していきそうな銘柄』についても調べていました

ネットで調べて「あえて聞いた事がない社名」

ただ最近の株価上昇勢いが強く、期待感がある銘柄についても探しました。


ビギナーズラックで勝てるみたい  

ビギナーが勝てる理由


投資は上か下かの2択なので適当にやっても勝てる事はあります

特にビギナーは『一般的な見方』すら出来ていないので逆に有利だったりします。


なぜかというと相場には『大衆心理』と逆に動くという特徴があるからです


コレ本当?って思う方もいると思うので、ひとつ分かりやすい例を挙げてみましょう


2018年9月 日経平均が10年ぶりに最高値を更新このニュースが大々的に出た後、株価はどうなったでしょうか


この時に出ていたニュースがこちらです


緊急検証・日経平均“2万6000円到達”の確度――アベノミクス相場“頂点奪回”で起きること <株探トップ特集>

引用元:https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201809280796



実はこの東証の写真と共にでるニュースには要注意です笑



結果はこちら



・・・・・・大暴落!





驚異の-22%

ニュースが出たのが9月28日。

大暴落がはじまったのが2営業日後の10月2日でした。



という感じで大衆が見ている方向と逆に動くのが株価です。



投資に興味がない人が『株って儲かるらしいじゃん』とか言い出したら最大の警戒体制に入ってください笑

勝てた事例

では初心者でも勝てていた事例を見てみましょう

私自身このころのトレード記録を振り返るのは初めてだったので色々と発見がありました


実際にトレードした生の記録です


① 6752 パナソニック +11.4%

② 6619 ダブル・スコープ +12.4%

③ 2183 リニカル +19.3%



いま見返してみるとすごい所ではいってますね・・・笑


②と③は中級者以上になると過熱感を感じて入りづらい所じゃないでしょうか。


これぞ、ビギナーだからこそ入れるところですね



逆に①はテクニカルがガッツリ効いている良いポイント


どちらもこれ狙って出来てたら普通に上手いですよね



この大衆目線に囚われない、思い切りの良いトレードが出来るとうのがビギナーズラックで勝てる正体です。


負けた事例

次に負けた事例を見ていきましょう



① 3660 アイスタイル -7.1%

② 6033 エクストリーム -3.0%

③ 8462 FVC -14.6%


エントリーポイントは相変わらずビギナーっぽい強気エントリー

特徴として見れるのはエントリー後すぐに逆行して即損切りをしているという感じです


勝てているのはほぼマグレ

いまになって思いますが、これでよく大きく負けてないなと思います


損切りが早いのだけがとりえって感じですかね


この頃はお恥ずかしい話しですが、仕事中にもたまにチャートを見ていました

その結果、損切りが早くなっているのですが、これは普通の会社員の方にはおすすめしません


本業も副業も両方に力を入れるのが本来ありたい姿です。


兼業投資家として『集中すべき時間』を明確にして投資を行いましょう(;’∀’)



さてこのビギナー取引ですが、大した根拠もなくエントリーするので、ほぼランダム

ですが勝率は5割付近まで出ています。



あとは損失も利益も同じくらい出ているので大きく負けていないっていう状況ですね

悪くはないですが、マグレが続くのかは微妙ですね・・・


ではこの状態で数か月この取引をした結果を見ていきましょう




数ヶ月継続した結果

年間収支


ぼくがスイングトレードを始めたのが2015年の10月ごろなので、その年の結果を見ていきましょう




2ヶ月間でさんざん取引したけど、ほぼ±ゼロ



これだけ頑張って取引してこれ・・・?





これが最初の頃にみんな思うであろう事ですが、ぼくも同じでした


でも投資を続けると分かるんですが、この『労働者型の時間感覚』が投資では仇になる事が多いです

※投資をする上での時間感覚について詳しくは別の記事でかきます

取引回数

では取引回数はどのくらいだったのでしょうか


期間    10月11日~12月29日
取引回数  22回

2~3営業日に1回くらいの頻度で売買

最大同時保有銘柄は2銘柄でした




株は長期でやる人が多いので、この回数は結構多いと感じると思います


でも入りたいところで、資金不足になって入れない


そういった状況になる事も良くありました。


次にやる事

こういった状況もあって資金不足を解消するために次にやろとする事はこれです


信用取引をやってみる



なんか危ないんじゃない?

借金してまで投資するの・・・?




こんな風に感じる方もいると思うのですがこれ実はFXのレバレッジに比べるとかなり小さい倍率です。


日本の信用取引は3倍までが限度なのに対して、FXでは国内でも25倍

だから元本に対するレバレッジとしては、そんなに大きくないんですね。


レバレッジってだけでも危なそうに感じる人もいるとは思いますがこれは大きな味方になります。


詳しくは資金管理の記事で書きますね



スイングで注意すべき事


初心者ながらにスイングをやって分かったことはしっかり増やしていくには、テクニカルが大事という事です


運よく勝てる事もありますが、ビギナーズラックだけでは限界があります

ここでは初心者でも簡単にできる戦略を紹介していきます

※これで必ず勝てる訳ではないので、実際に使う時はしっかり過去検証もしてくださいね

移動平均線の近くでポジションをとる



まず一つ目に意識する事は移動平均線を見る事です

だいたいのチャートソフトで最初に表示されているのは移動平均線だと思います

※移動平均線については前回の記事で簡単に紹介していますので、気になる方はご覧ください

【株初心者】分析方法の使い分け|使用率3割程度「ファンダメンタルズ」と「テクニカル」

引用元:https://omokaji-alo.com/2020/10/10/798/



この移動平均線ですが、その価格まで株価が下がってきて押し目となる事が多いです。

だから戦略として『移動平均線の近くで取引する』というルールを設けます


ようは移動平均線との距離が遠くなればなるほど過熱感が出て、割高状態の可能性があるのでそういった状態では手を出さないという事です



ただ相場格言でも『押し目待ちに押し目なし』という言葉もあるように勢いが強い場合は移動平均線まで戻ってこない場合もあります。


そんな時は短期MAでの押し目買いを検討してみてください。(初期だと5期間移動平均が多いと思います)


自信がない時はポジションを分割する

また少しだけ勉強した時に起こる現象として、買った瞬間から下がる

という事が良く起こります笑



これには色々と理由はあるわけですが、ややこしくなるので詳しくは別の機会に書きます


ただこういった状況で資金を全部入れてしまうと、かなり不利なトレードになる事が多いので『資金を分割で入れる』という事をやります


ナンピンという言葉を聞いた事があると思いますが、コレとは少し違います

※ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです

引用元:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/na/J0363.html


ナンピンは、難を平たくする とも書くように、想定していない状況に対する後手の対策です

一般的には悪手とされているのでおススメしません。




しかしコレを計画的に行えば、リスクを時間分散する事ができます

長期投資の『ドルコスト平均法』の間隔を短くしたバージョンですね


うまくやるとピラミッティングという手法にもなります

※ピラミッティングや増し玉は、わかりやすく言うと「複数回に分けて買う手法」のことです。

引用元:https://oneinvest.jp/pyramiting/

ポジションを取る時に複数回に分ける事を前提として資金を分けてエントリーする
やり方です


例えば3回と初めに決めておいて、2日毎に買い下がる


下がらなければ買い増しはしない


これを行うだけでも、だいぶ有利に投資する事ができます




テクニカルの基礎は全部学ぶべき

しかし、有利なゾーン、不利なゾーンを見分けていくには、どうしてもテクニカル分析が必要です


テクニカル分析は種類が膨大なので、今後ひとつずつ別の記事で書く予定です


何となくどんなものかを見てみたい方はこちらの動画をご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=ZsobDN5r_p4



スイングで本気を出し始めた初期の頃にやっていたトレードを振り返っています


今見ると、お粗末な感じもしますが当時はまじめにやっていました笑


そして、これだけでも勝てる相場はあるんですね

まとめ

では最後にまとめていきましょう


・初心者でもスイングは出来る

・大衆心理の逆を行くことが大事

・ビギナーズラックで勝てる事もあるだけど続くかは疑問

・早めの損切りが有効

・トレード回数が増えると資金が足らなくなる時もある


・MAの近くでポジションを取る

・分割エントリーでリスクを時間分散する



という事で今回の記事は以上です。

最後まで見て頂きありがとうございました!



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