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・トレードするのが辛い
・なぜここまで消耗するんだろう
・トレードする意味ってなんだっけ


今回この記事を書こうと思ったのはトレードで無理をしてきた結果、約5年ぶりに38.5度超えの体調不良になったからです。


明確な原因は不明ですが過度なストレスと疲労が要因だと思います。

ついでに外耳炎と中耳炎も合併してズタボロの状態になったので、

いい機会だと捉えて一度立ち止まって自分のトレードに対する付き合い方について再度見直すべくしっかり考えましたので、

その内容を共有していきたいと思います。


ストレスと疲労の原因


トレードが辛いと感じる時にまずはその原因について自分の状態を確認します。


あなたはトレードをする際に1回ポジションを取るごとにエネルギーを消耗している感覚を覚えた事はないでしょうか。


これは実際に経験する方も多いと思うのですが、わたしの場合は元々スイングトレードで週に2~3回程度の取引回数だった所から1日に2~6回くらいまで取引回数を増やしたため、この影響が顕著に出ました。


また一つ一つのトレードを大事にしてしっかりと振り返りを行う習慣にしていたのでこの「トレード回数が増える」という事は「振り返り回数も増える」事に直結します。


結果的にどんどん時間が無くなってトレード以外の事は一切出来ない状態に陥りました。


それによって元々楽しかったトレードを嫌いになりかけて特別ひどい時は含み益だったとしてもチャートの値動きを見ているだけで吐き気と目眩が発生するレベルでした。


しかしそれでも続けてしまう気合だけはあったのが仇になって体調を崩したというのが今回の出来事です。


「そもそも」自分の中でのトレードの役割


次にあなたにとってトレードとはどんな存在なのか。「そもそも」を確認していきます。

トレードの立ち位置

わたしの場合はトレードを開始したのは株式投資からなので、元々は資産運用的な見方でした。

つまりトレードでイチから稼ぐのではなくて、他で稼いだ資金を使って「掛け算」として
トレードで増やしていくというのが私の中でのトレードの目的となります。


最初は投資スタイルも中期的な保有が多かったのですが、本気でトレードを学ぼうと決めてからはスイングトレードに切替えて実践をしていました。

そのためあまりチャートを見続ける時間は確保せずに1回1回の取引を大事にエントリーして保有していくスタイルでした。


そのスタイルで何とか月利5%程度のプラスを出せるようになって来た頃に


「もっとエントリーできる場所を増やしたい」


という思いが出始めました。



そんな頃ひとつの動画と出会い、そこで解説された事を自分の手法改善に取り入れてみた結果、衝撃を受けました。


なんと一時的に勝率100%を出すことが出来たのです。

そこから


「トレードの腕をもっと磨きたい」


「トレード仲間を作って交流したい」



そんな思いからトレードスクールに入りました。


メンタルを鍛える

またもう一つの目的としては精神面の修行です。

トレードのために自分と向き合い心理面の強化をしていく事で日常でも良い影響が多かったので、

この「自己コントロール能力」を強化するという事にも重きをおいて日々のトレードをしています。



そのためストレスのない冷静な状態であれば、資金をあまり気にせずフラットな取引が出来る心理状態になれる事は経験上わかっていました。


しかし今回そこから外れてしまったので具体的な問題点を明確化していきます。



現状の問題点と具体的な内容


ストレスの原因と自分にとってのトレードについて見えてきた所で、実際に現状のトレードについて具体的に観察していきます。

手法による影響

わたしのトレードで取引回数が増えたのは手法をだいぶ変えたからです。



トレードスクールで推奨しているこの手法は細かい時間足と明確な基準を見て行う方法のためかなり初動を捉えやいのですが、わたしの場合は生活リズムに合わせようとするとリアルトレードでは難しい方法でした。

そのため、基本的な考え方を元に自分なりの手法に当てはめるような使い方になっていました。(手法自体の優位性は非常に高いので合う合わないだけの問題です。実際にこのやり方で大きく勝てている方が多いので、わたしが特殊事例なのだと思います)



その結果中途半端に取引時間ごとに使い分けるような感じで複雑化もしていたり

どうしてもスキャルピングでやっている人の方が資産資産が早いので気にしないつもりでも無意識に影響を受けたり

そんな状態でスイングの時に出来ていた色々な自己管理が出来なくなっている現状もあり振返ってみると問題だらけでした。


具体的な問題点

いくつか見て見るとこんな感じです。


・ストレスある状態でトレードする→精度低下



・集中している時に家族から横やりが入る→ストレス増加と関係悪化懸念



・やりきれない振返り量→自己規律低下



・メタ認知をごまかして気合トレード→精度低下



・トリガーが増えた→優位性は低下



・早い動きに合わせようとするが置いて行かれる→機会損失ストレス増加



・チャンスが多いので「待つ」ではなく「探す」になってしまっている


スイングの時にはこういった自己観察をしっかりと行っていたので、私生活で問題がある時はエントリーしない。

だからエントリー機会を増やすために日常から穏やかな自分で居られるよう心がけていました。


ストレスフリーなトレードを行うためのルール


ではそもそもの「エントリーポイントを増やす」「自己管理」を両立させたストレスフリーなトレードを行うためにはどうしたら良いのか。

スイングでの経験上、実はしっかり「待つ」をしていると流れが良い時はオーバートレードだと感じるくらいチャンスが来る事があります。


その為、実は取引回数は意識的に増やさなくても自然と増える時は増えるんです。

そのチャンスが来た時に自分の状態がトレード出来る精神状態であれば実際にトレードします。


このチャンスに備えるという事をするために、まずはエネルギー消耗がしずらいルールを徹底して守ります。


自己管理ルール


・トレード回数は基本1日1回まで→増えても上限は2回まで



・チャートを見る時間間隔→初動は15分毎、保有中は30分~1時間に1回まで



・基本スキャルはしない→デイ狙いで結果スキャルはOK



・メタ認知を優先→精神状態が悪い時はトレードしない、それで回数が減ってもOK



・私生活を優先する→何かを我慢する、横やりが入る状態でのトレードはストレスが溜まる



・子供の相手をする→意外に子供を優先している時の心理状態は良く、一緒にやっ
たトレードの結果も悪くない



・良い形が来るまで待つ→あらかじめ決めた形だけを待つ



・レンジを触る時は上下限を指値で狙う→ピタっと止まらなければ即損切り



・振返り量を減らす→簡素化して「OK」「NG」「要検証」に分類する
 いつも通りならOK、いつもと違えばNG、ヒントがありそうな取引は要検証



・トリガーを厳選する→1時間以上での流れとプライスアクションで前提を設定
 前提クリアの時だけ15分、5分を見る


ルールだけ見ると制限が多くてトレード出来ないんじゃないかと感じるかもしれません。

でも実は日常をしっかり管理していれば問題なくクリアできる内容が多いです。



また理想の手法としても最終的には、そこそこ大きなサイズの資金をトレードする予定です。


そうなった時の事を考えるとスリッページなどもあり、あまり細かい幅で取っていくというのは向いていません。

理想のスタイルで継続的な利益を上げる事が目標なので、今回のルールでも問題なく勝てる方法に仕上げていきたいと思います。


その為にも相場の原理原則をより深く学ぶ必要があると考えています。

今まで何となく使っていた波動論や値幅観測などをより深く追求してトレードの精度を上げていきたいと思います。


まとめ


自分の「そもそも」と向き合う事でトレードとの良い付き合い方が出来るようになります。

良い距離を保てればストレスフリーな方法でトレードする事でしっかりチャンスを待った優位性の高いトレードが出来るようになるはずです。


守れるルールで取引を行う事で「自己規律」を回復し、今まで大事にしてきた「自己管理」を徹底しながら、しっかりとわかる所だけ取っていけるスタイルでのトレードを徹底していきます。

※潜在意識的な補足※

これだけ体調を崩すまで行動し続けられてしまうのは意識レベルを変えて目標へ向けて歩んでいるのが「当たり前」な状態にしているからです。

ただそういったポジティブ思考も度を超えるとメタ認知の低下に繋がるという事が今回の学びです。
(実際の所、体調崩していてもトレードの勉強しないと落ち着かない感じです(;’∀’))


あまり我慢をせずに自然体でトレードを行うようにイメージする事でより良い自分でいられるようにして行きたいと思います。



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